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※音が鳴ります

L'histoire de Charlrose

 

シャルローズには、幼い頃に初めて好きになった人がいた。

相手はヴィクトールという25歳の美しい金髪の家庭教師。

育ちもよく、美麗秀才な青年であった。

だが、彼には既に婚約者がおり、シャルローズは失恋してしまう。

 

あれから数年。14歳になったシャルローズは男性を嫌うようになった。

のそんな中、地元に住んでいるマルセルという少年と出会うことになる。

少年の名はマルセル。

彼はヴィクトールとは正反対に、農家の出身で貧乏であり、見た目がやや芋くさい細身の少年だった。裕福な家に生まれたシャルローズは、やたらと絡んでくる彼を毛嫌いしていた。

だが何度も会っている内に、彼の純朴な優しさに気付き、

少しずつ惹かれていくようになって――?

 

その時、貴方がふと私の前に現れた。

心の中で、私を守っていたバリアが崩れる音がした。

隠していた想いが、溢れる――。

 

 

 

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